応募期限2012年7月15日
勤務開始2012年9月以降
(詳細は相談に応じます)
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、核や原子力に象徴される現代の科学技術の問題性に
ついて、在野の立場から批判的に研究し、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立され、
仁三郎の遺産と、基金の主旨に賛同する一般の方からの会費・寄付を財源として、「市民科学」を志す
市民やグループの調査研究・研修を助成しています。現代の科学技術がもたらす問題等について、
行政や企業の利害から独立した立場から、市民社会に必要とされる情報や分析を提供することが、
高木基金の目指す「市民科学」の役割です。
昨年3月11日の東日本大震災によって発生した福島原発事故は、まさに高木仁三郎が懸念していた
ものであり、避けなければならないものでした。高木基金としては、いまこそ「市民科学」の真価が
問われるときであり、高木基金としても、従来からの活動をさらに強化し、積極的にすすめていきたい
と考え、事務局スタッフを増員することとしました。
私たちが直面している課題は原発問題にとどまらず、簡単に答えが見つかるようなものではありません
が、あきらめではなく、未来への希望を力として、積極的に高木基金の活動に参加してくださる方
からの応募を期待しております。
■募集職種 | A:助成事業のアシスタント・プログラムオフィサー | B:市民放射能測定支援事業のプログラムコーディネーター |
■雇用形態 | 契約職員 | 契約職員 |
■募集人数 | 1名 | 1名 |
■契約期間 | 1年(3ヶ月は試用期間、契約期間終了後の継続雇用の可能性あり) | 1年(3ヶ月は試用期間、契約期間終了後の継続雇用の可能性あり) |
■業務内容 | ・高木基金の助成事業(国内およびアジアを対象)におけるプログラムオフィサー※の補佐 ・広報(高木基金のニュースレター、出版物、ウェブサイト、SNSなど) ・事務局業務全般(支援者対応、会計処理、資金調達等) |
・各地で市民グループが取り組む放射能測定活動のコーディネート、交流会などの企画・運営 ・放射能測定結果データの収集・分析および報告書等の編集 ・データベースやウェブサイトの構築、メンテナンス |
■応募条件 | 将来的にプログラム・オフィサーを 目指す方を希望します。広報にかかわる実務経験のある方を歓迎します。 | 原子力および放射能に関わる知識や経験のある方を優遇します。 |
(A・B共通) |
・高木基金の理念に賛同し、業務を意欲的に遂行する意思のある方 ・25歳〜40歳程度、学歴は問いません ・ポストドクター等で在籍中の方も相談に応じます ・企業・行政機関・NPOなどでの実践経験3年以上 ・パソコン操作(ワード、エクセル)ができること ・社会的な課題にかかわるNPOや市民運動団体などでの活動経験優遇 ・英文の基礎的な読解力があること(英会話・文書作成能力があればなおよい) | |
■勤務条件 ・勤務地 | 東京都新宿区 | 遠隔地に居住しながらの勤務も応談 |
・勤務時間 | 原則として月〜金曜日の10:00〜17:00の時間内で月間100時間程度。ただし週末の会議・イベント等での勤務もあり。 | 月間50時間以上の作業時間を確保できる方。週末の会議・イベント等での勤務もあり。 |
・待遇 | 時給1,500円以上(交通費別途支給) | 時給1,500円以上(交通費別途支給) |
・社保等 | 法定の社会保険が適用されます。 | 法定の社会保険が適用されます。 |
■応募・選考方法 | 1)履歴書、2)志望動機についてのレポート(2千字以内)、3)これまでに執筆した論文やレポート、雑誌への投稿記事等の3点を7月15日(消印有効)までに郵送で提出して下さい。書類選考の上、高木基金の理事による面接を行います。 |
※プログラムオフィサーとは、市民活動等への助成を行う基金等における専門的な職能であり、有望な
助成先の発掘、助成申込みへの対応、選考に関わる業務を担当するとともに、助成期間を通じて、継続
的に助成先をサポートすることで、助成の成果を高める役割を担うものです。
下記のリンクより、PDF版の事務局スタッフ募集のお知らせをご覧いただくとともに、ご不明の点は、
事務局にお気軽にお問い合わせ下さい。
以上